婚活コラム⑤出会いはコンフォートゾーンの外に！？

コンフォートゾーンという言葉を知っていますか。

コンフォートゾーンとは個人が安心感や快適さを感じ、ストレスが少なく過ごせる心理的な領域を指します。日常的に慣れ親しんだ環境や活動、人間関係など、自分の能力や経験で対処できる範囲のことです。

いわゆる自分にとって居心地のいい空間を指します。
心理学やビジネスの世界で活用されることが多いのですが、婚活の世界に置き換えてみるとどうでしょうか。

子ども家庭庁が未婚、既婚の15～39歳の若者男女に「結婚しない理由」についてアンケート調査を行いました。

1位が「そもそも出会いの場所・機会がないこと」になりました。調査の対象が結婚願望がない人も含まれているので、2位、3位の意見もあるのですが、結婚したい人はそもそもその機会や場所がないことが分かりました。

それとコンフォートゾーンとどんな関係があるのかいうと「出会いの場所と機会がない」のは、個人のコンフォートゾーンには入っていないということです。
自分の見える範囲、友人関係、居心地のいい環境の中には存在していないということです。存在していれば出会いの場所や機会が見つかっているはずです。

つまり「出会いの場所と機会」がない人はご自身のコンフォートゾーンの外にあることがいえます。

この外のエリアのことをラーニングゾーンと言います。
ラーニングゾーンでは、自分がこれまでに経験したことのない行動が求められます。現状のスキルや能力があまり通用しない領域であるため、不安を感じるフィールドと言えるでしょう。ラーニングゾーンに突入するためには、今自分が持っているスキルよりも、少し難易度が高い課題に取り組むことが求められます。

ビジネスにおいては自己成長を促すのですが、婚活においても同じことが言えます。
「良い出会いの場所」や「良い出会いの機会」を得るためには、今までにない行動が必要になります。
その行動することでいままでにない出会いを見つけることが出来ます！
そしてこのコンフォートゾーンは意識が変われば行動も変わるので、クセがつくとコンフォートゾーンが移動され、悩みや不安が解決されることになります。

クセがつくまでは動き出しはじめはストレスがかかり不安になることも多いのですが、そこを乗り越えないと良い出会いには巡り合わないのです！
出会って終わりではなく、そこからアプローチをしてお付き合いをして結婚へと繋げるので、常にラーニングゾーンの繰り返しだと思います。